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お知らせ

性格が優しくなるサクセンダ

2023年11月28日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

性格が優しくなるサクセンダ

女性で、特に、高インスリン血症、つまり、インスリンの分泌が多い場合、あるいは、食物から経口で入る糖質などの量が多い場合に、「反応性低血糖」という現象が起こる場合があります。

これは、以前から、肥満が多い欧米女性に多いとされていた現象です。

ですが、最近の日本でも、増えてきている現象であり、時々、ダイエット外来をしていると、この「反応性低血糖」に対して、GLP1ダイエットは有効ですか?と質問されることがあります。

答えは、「きわめて有効です。」

なぜなら、反応性低血糖は、胃にはいった糖質がすばやく小腸上部から吸収されることで、急峻型の高血糖カーブを描きます。簡単に解説すると、「食べると、すぐに高血糖になっている」のです。ですから、甘いものが好き、お菓子が好き、スイーツが大好き、という女性に多いとされています。

そういう高血糖に対して、若い女性は、あるいは、糖尿病がない健常人では、すぐに、膵臓のβ細胞から、インスリンが分泌され、高血糖を解除します。つまり、正常血糖にもどそうとするわけです。ですが、そのタイミングが、あまりに早くて、かつ、食事に糖質以外の食材(蛋白質や油脂など)が、含まれていないと、食後には、過剰に分泌されたインスリンによって、正常血糖 以下、つまり、低血糖レベルまで、血糖値が低下してしまうのです。

こういう現象を「反応性低血糖」、英語では、Reactive Hypoglycemia、と言います。

よく、甘いものばかり食べている女性が、突然、「キレる!」、という場合にも、こういう反応性低血糖が潜んでいることが多いものです。

診断は、ブドウ糖負荷試験などで、すぐに、糖尿病専門医であれば、簡単に診断できます。

さて、GLP1は、胃から小腸への食物の排泄速度を、ゆっくりにします。ですから、急峻に、高血糖が起こりにくくなります。ですから、急激なインスリン分泌も起こりにくくなります。インスリンが過剰に分泌されると、高インスリン血症になり、慢性化すると、インスリンは脂肪分解を抑えるので、太りやすくなるわけです。

GLP1は、そうしたインスリン分泌を、食物が入る速度をゆっくりにして、適度に、タイミングよい分泌の仕方に、変更してくれるのです。ですから、GLP1ダイエットでは、GLP1が、インスリン分泌作用があるにもかかわらず、ダイエットができるわけです。

また、反応性低血糖がなくなることで、食後の、「イライラ感」が消えます。迷走神経が優位になるともされています。ですから、GLP1ダイエットでは、食事をした後は、満腹感が続き,イライラ感がなくなり、性格としては、「おだやかな」タイプになります。

もし、このブログを読まれている読者の方で、「反応性低血糖」、について、思い当たることがあれば、ぜひ、GLP1ダイエットを、おすすめします。性格が「おだやかになります。」。ですから、周囲の人にも好感をもってもらいやすくなります。

また、リラックスした状態になるので、血圧もさがります。食後におちつきがない人、食後数時間すると、おこりっぽくなる人、食後数時間すると、おなかがすいてたまらなくなる人、そういう場合には、ぜひ、「反応性低血糖」という用語を覚えていただいて、GLP1ダイエットの注射療法で、治療し、改善してみることをお勧めいたします。