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マクドナルドのアドバイザリー医師の体験
以前、「Supersize Me」という映画が、アメリカで制作され、日本上陸する前にオーストラリアで、ヒットになりました。
その時、標的とされたマクドナルド会社から、私にアドバイザリーになってほしい、という依頼をうけたことがあります。
「Supersize Me」は、マックのスーパーサイズを食べ続けた中年男が、
結局は肥満になり生活習慣病予備軍になっていく、ドキュメンタリーをそのまま映画にしたもので、マックの商業戦略を痛烈に批判した映画でした。
オーストラリアでは、映画がヒットし、売り上げに響いたとのことで、日本上陸する前に、私に白羽の矢があたりました。
なぜ、私かというと、「外食コントロールブック」や、「外食カロリーブック」という累計80万部を超えるダイエットベストセラーの監修医師、制作医師だったからです。
それらの本の中には、
マクドナルドのハンバーガーは、フライドポテトとコーラさへ飲まなければ、まさしくバランスダイエット食である、
と明記してあります。
他の、糖尿病専門医は、こぞってファーストフードを攻撃し、まっさきに食べてはいけない食事の代表のように語る医師もおりました。
しかし、それは、間違いです。ハンバーガー、単品自体は、かなりのバランスダイエットをもった食事なのですから。
問題は、フライドポテトと、Added sugar (追加糖質)を含んだコーラなどの清涼飲料水が、ダイエットの敵なのです。
そういう正論を、ずっと出版で述べていたのは、当時、私だけだったようでした。他の医師は、ファーストフードは悪者、というだけで、まったく根拠なくバッシングしていた時代だったから、なのでしょう。
そういうことで、素直に、、マクドナルドのアドバイザリーを引き受けました。
なにをしたのかは、企業秘密にもなるので、ここでは記載できませんが、
いずれにしても、日本人が、Supersizeになることは、なかったようです。
マクドナルドは全店舗のトレイのシートに、カロリー表を掲載して、しっかりエネルギー計算してあるという「誠意」を見せたのが、良かったようでした。