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自己表現ができるツールが欲しい

2024年03月07日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

自己表現ができるツールが欲しい

私がITが好きになったきっかけは、こうした「自己表現ができない」自分に対してなんとか「自己表現ができるツールが欲しい」と考え続けてきた延長線上に、たまたまIT(情報技術)があった、ということだったと思います。

父は開業医でしたが、強く医師を志す契機となったのは、中学生の時に東京を訪れたことです。大都会は驚くことばかりでしたが、たまたま、叔母が慶応義塾大学の医学部を卒業した若手医師を紹介してくれました。1時間ほどの会話でしたが、生まれて初めて聞いた「都会の医師」の話に、大きな衝撃を受けました。これが後に、慶大医学部に進学したい、という強い思いにつながりました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、リモートによる人と人のコミュニケーションが普及しました。もし、当時の私と同じような地方の中学生がいるのなら、こうした技術を活用して、私と同じような経験ができる場所やチャンスを与えてあげたいと思います。そのためのフォーマットを、ぜひ提供したいと考え、現在準備を進めています。世間知らずの地方の中学生が、都会で最先端の医療を手がける若手医師と対話できれば、その中学生にとって人生の選択肢を広げてあげることができるはずです。こうした夢をかなえてくれるのがITだと思うと、ますますIT好きにならざるをえません。

高校で一番嫌いだったのは国語の授業で、生徒に順番で「教科書を音読させる」というものでした。吃音がある高校生にとって、自分の順番にまわってくるのが、いかに恐怖だったのか、想像できる方は少ないでしょう。いまでは、クラウドでソフトウエアを提供する「SaaS(サース)」による音読サービスもあります。

吃音が得なこともあります。吃音になりにくい言語が好きになるのです。私の場合には、それが英語でした。なので、ひたすら英語を学習しました。「英語の音読」では吃音が出ませんでしたから、英語では弁論会の代表にも選ばれました。いまではAIによる自動翻訳があり、吃音を持つ者にとっては、ものすごくありがたいことです。