私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。
ある時、CNNの「StudentNews」をみたら、アメリカの幼稚園でも、過剰な糖質をとらないようにという教育がされているというニュースがありました。
Student Newsでは、 Added Sugarを止めましょう、というのがキーワード。アメリカ心臓病学会でも、それは、明確に、Sugarではなく、Added Sugarだと言っていました。
では、Added Sugarとは、何のことでしょう?
単なるSugarとは、どこが違うのです。
「Added Sugar」は、単純糖質を含む、普段なら必要としていない「追加糖質」のことを指します。アメリカ循環器学会でも、糖質と追加糖質を誤解しないよう、細心の注意がなされ、記述がなされています。(addは追加する、という動詞。addedは追加されている、という状態を指す)
Added Sugar
https://www.heart.org/en/healthy-living/healthy-eating/eat-smart/sugar/added-sugars
追加糖質(Added Sugar) というのは、簡単に言えば、清涼飲料水などに含まれる糖質やケーキなどに含まれる砂糖などの、嗜好品の中に含まれる過剰な単純糖質のことです。
Added Sugar Restrictionとアメリカの幼稚園児が習っているのは、嗜好品の中に含まれる余分な単純糖質をカットしよう、できるだけ、単純糖質が少ない嗜好品をとろう、という、ごくごく当たり前の栄養学的な助言なのです。無駄な砂糖を減らしましょう。具体的には間食でお菓子などを減らしましょうと言っている事と、ほぼ同じなのです。
「追加糖質を制限する」、、これが世界に普及している、あったりまえすぎる概念です。
一般に日本のメディアで騒いでいる「糖質制限」は、それとは、はるかに、別次元のもの、です。
追加糖質は単純糖質であって、それを制限すれば、逆に、ごはんやパンなどの複合糖質は望ましいし、それは制限するべきではない、という理屈になるからです。
日本のメディアの責任大
この「糖質制限」と「追加糖質制限」との区別をせずに、拡散させたメディアの責任は重大だろうと思います。
なぜなら、アメリカでは、幼稚園児でもわかる当然のアドバイスであるはずのものだからです。
驚いた事に、それを知らない日本では一部の医師によって、完全に糖質を制限する、ほぼゼロにするというようなダイエットだと、誤訳解釈されているようです。