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お知らせ

第14章:本当に「抗肥満治療」は自由診療のままなのか?

2023年08月07日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

 

​​サクセンダは自由診療です。しかしこれは、2016年当時の日本の厚生労働省の判断です。世界基準の判断ではありません。むしろ世界で「抗肥満治療」を保険対象にしないのは先進国では日本くらいのものです。なぜ、こうした問題が起こってしまうのか、それに対する筆者の考察は以下の数点になります。

 

1.BMIが一度、25や30を越えたら保険が効いて痩せたら保険医療ができなくなるのでは矛盾がおこる。(意図的に一過性に過体重にして保険医療を受ける人が増える可能性が高い。)

 2.「肥満防止は予防で、予防なら保険がパスする」の「定義」が難しい

 

ただしサクセンダ(リラグルチド)と類似物質であるWegovy(セマグルチド)の1週間2.4mgの注射製剤は、保険診療でカバーされるようです。日本の厚生労働省は2023年3月27日に、他の新薬や適応とともにこの薬を承認しました。ただし、この薬は「肥満」の適応症で承認され、超肥満体型があったり、あるいは、「高血圧、脂質異常症」がある肥満患者さんにのみ使用される予定です。薬価も決まっておらず、もしBMIが27未満の対象者であれば、たとえ自由診療であってもサクセンダのほうが安くて効果があり、歴史もあって安全な薬といえそうです。