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お知らせ

普通体型の多い日本人にはどうなの?

2022年12月05日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

普通体型の多い日本人にはどうなの?

太っている人がサクセンダで痩せるのはわかりますが、では普通体型や痩せてる人の多い日本人にはどうなの?と思っている方が多いと思います。

ですが、この治療法は日本人が多く住んでいるアメリカや欧州でも保険承認されている薬剤である事は忘れないでください。海外に住んでいる日本人は保険承認薬剤として投薬をうけているわけです。それで、何も問題は起こっていません。

つまり、実は日本人に対する安全性についても、海外に済んでいる日本人では、それが証明されているという事になります。

日本人のBMI30以上は人口の2%

日本人の肥満割合(BMI30以上)は約2%と言われています。市場も小さいと考えて、臨床試験も行っておらず、サクセンダは国に承認申請すらされていません。だから、日本人においてのエビデンスがないというだけなのです。

先述した実験結果に基づき、普通体型の日本人患者にも同じようにGLP-1製剤を毎日3.0mg投薬してみてはどうか?と思う方もいるかと思いますが、それは実際に糖尿病専門医の元でしっかり監視していれば、上手くいく場合もあれば、そうでない場合もあります。

なぜならBMI30以上の大柄な海外の方と、小柄で華奢な体型の多い日本人の代謝機能が同じわけありませんから。

日本人におけるルールがあるか、ないか?

日本でのGLP-1製剤投与にルールがあると主張する医師もおりますが、それは誤りです。そのルールは、あくまで「糖尿病治療における場合での導入時のルール」だからです。糖尿病患者は、SU剤やインスリン注射という低血糖を起こす状態が併発している可能性があるので、だから、慎重にしなくてはいけないだけなのです。低血糖を起こす可能性がない一般健康人では海外に準じて、構わないはずです。

例えばビクトーザと呼ばれるGLP-1製剤は、あくまで「糖尿病の治療薬」であるため、体型に関係なく最初の投与は0.3mg、そこから最低でも1週間の間隔をあけながら0.3mgずつ投与量を調節、0.6mg、0.9mg、1.2mg、1.5mg、最高でも1.8mgまでしか薬剤の投与ができないという決まりが設けられています。

もし、SU剤やインスリン製剤と併用していたら低血糖を起こしかねないからの、あえて慎重投与するという考え方です。ですが、これは「糖尿病患者というハイリスク群」に対する考え方です。「糖尿病をもたない健常人」においては、ある意味、慎重投与する必要がないのに、糖尿病がある人のルールを押しつける医師は、医師として間違った思考をしています。

糖尿病をもつ人、もたない人を分けて考えればすむ話

日本人に対する実験結果がないため、SNS上に否定的な意見が出てしまうのも仕方ないことですが、海外に住んでいる日本人でも、また、日本人と体格が似ている韓国では、サクセンダが承認薬剤です。ですから、こういった安全性の配慮をしながら、「糖尿病がある人」と「糖尿病がない人」との治療の違いを先に知っておくという点も損はないかと思います。