私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。
脂肪を捨てられない理由は2つだけ。
NHKスペシャル『密着ドキュメント 片づけ 人生をやりなおす人々』、2019年4月14日の放送を思い出しました。
同番組では片づけコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵にフォーカス。近藤麻理恵は、自ら提唱する「こんまりメソッド」で人々の生活を変えていく様を捉えたNetflixのリアリティーショー『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』で世界的な注目を集めている。ということで、この放送を見ました。
最初に、「着られない服が着られるようになるか」という話題から始まったので、あれ、これって、普段から「GLP1ダイエット」の指導をしている時に、最も女性から喜ばれるフレーズと、そっくりだったので、なにか共通点はないか、と思いつつ番組を見終わりました。
お片付けは人生の棚卸し、
この言葉は、ぐっとくるものがあります。
GLP1ダイエットは、減量、特に体内から脂肪だけを取り除こうとする医学的治療です.
だが、それは、脂肪は忌み嫌うものではなく、脂肪に感謝して、それを大切な思い出として、捨てていく、、こういう姿勢は、これまでの医療には無かった発想かもしれません。
糖尿病では高血糖があるだけで、脂肪が溶け痩せます。血糖をさげると、血液中のブドウ糖が脂肪に変わるため、太りやすくなります。ですから、皮下脂肪がつくということは、実は「良い思い出」だったりすることがあります。
ですが、その「良き思い出」も、そのままにしておくて、その価値が解らず、次第に記憶の中に、ちらかしてしまうようになり、現実は「悪しき現実」となって見えてきているわけです。
物を捨てられない理由は、ふたつしかない。
1つは、過去への執着、カタをつけられないこと
2つめは、未来への不安
この台詞も、ダイエットにおいても、似ています。
太っていた時には、それなりに、美味しいものを食べ、中高年になると、しわがきえたり、年よりも若くみえたりすることがあるので、それなりに、良かったことだってあったはずです。それが、ダイエットをすることによって、忘れさられてしまうことは、多少、不安を感じることは多いことがあって、当然かもしれません。
未来への不安、、これは、将来、このままの肥満でいくと、どうなるんだろう。糖尿病になっていかないだろうか? 若い女性であれば、幸せな結婚生活が維持できるのだろうか、という不安に、繋がっていくのかもしれません。
ならば、
脂肪を捨てられない理由は、ふたつしかない。
1つは、過去への執着、カタをつけられないこと
2つめは、未来への不安
という態度で、しっかりと、「脂肪を捨てる」ことに罪悪感を感じるのではなく、太っていた頃の自分に感謝しつつ、それを、思い出として感謝し、カタをつける。そのことで、未来への不安、新しく、蘇る自分に、不安ではなくて、希望を託していく、、そんなモチベーションの移動が、とても大切だということを、この番組から、教わりました。