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お知らせ

運動プログラムの原則から

2024年01月11日

私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

皆さんの興味は、どれくらいの頻度と強度で運動すれば良いかということでしょう。

性別・年齢・減量目標などが違いますから、一言では難しいです。

ただ、継続することと強度が高いほど、効果があることははっきりしています。

以下は、運動療法プログラムの原則を抜粋しました。

① ほぼ毎日(週5日以上)実施する。

② 1日合計30~60分、週150~300分実施する。

③ 1回10分未満の中強度以上の運動を積み重ねるのでもよい。

④ 低~中強度の運動から始めて、慣れてきたら強度を上げる。

⑤ 有酸素運動を主体とする。(ウォーキング・自転車こぎ・水中歩行・ヨガなど)

⑥ 日常の生活活動も増加させる。

⑦ 座位時間を減少させる。

⑧ 体調の悪いときは無理をしない。

運動療法で最も問題となるのは急性心筋梗塞や脳梗塞ですが、その頻度は決して多いものではありません。

まず、生活習慣病をきちんと予防・コントロールするために、必要な通院と健康診断をさぼらないでください。

疲労とストレスをためず、脱水にならないよう心掛けていれば、かなり防げるはずです。

60歳を迎えたことをきっかけにウォーキングを始めましたという方も、おられました。距離を伸ばしていくと、ジョギングをしている人に抜かされるのが悔しくなり、少しずつ走るようになりました。気がついたら、ホノルルマラソンに毎年参加するようになったとのことです。

モチベーションが上がるスポーツに出会えることが、継続のカギかもしれません。

出典 肥満症ガイドライン2016

編集 日本肥満学会

ライフサイエンス出版