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経口GLP1(セマグルチド)の盲点

2023年05月08日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

経口GLP1(セマグルチド)の盲点

経口摂取タイプのGLP-1製剤は薬剤としては非常に画期的と、糖尿病を専門としていない医師達は思うでしょうが、

糖尿病専門医は、そうでもありません。

効果はビクトーザにも劣らない(非劣性)が見られるということでした。

つまり、あくまで、「血糖値を下げる効果」が、これまでの「血糖値をさげる薬」と同等という事だけを証明されたにすぎません。

そして、この経口薬もあくまで2型糖尿病患者用のおくすりで、熟知しているのは、糖尿病専門医です。

発表も、国際的に糖尿病学会で発表されています。他科の医師たちは、そうした学会にはほとんど参加していません。

盲点とは? 欠点とは?

一般の方への投与については、より論文や臨床試験データを集めて慎重になった方がいいし、かなり致命的な欠点があります。

それは、服薬するタイミングが、かなり限定されているという点です。

それは服薬方法に、沢山の欠陥があるからです。特に、起床時に薬を内服して、服薬後30分以内に、なにか、お茶、コーヒーなどを飲んでしまうと、「効果は消えてしまう!」のです。

もちろん、食事も厳禁です。

つまり、朝起きてから、すぐに内服して朝食まで30分間は、なにも口にしてはいけないのです。

これは、都会の多忙なビジネスマンや、主婦にとっては、かなり非現実的な服薬法になります。