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糖質制限は、何故、失敗する?

2024年12月03日
私たちはGLP1ダイエット注射サクセンダを取り扱っているクリニックです。GLP1ダイエットは、食欲を抑え、安全に太りにくい体質へと変えていきます。無理のない体重の減少を実感していただくために情報発信していきます。

糖質制限は、何故、失敗する?

Medical hypothesesという雑誌に医学雑誌に掲載されています。

炭水化物を制限したダイエットで、空腹を継続していると、特殊なケトン体がたまり、一時的な幸福感を自覚するので、

その時は、ダイエットに成功しやすい、それは何故なのか、を推察した内容です。

これは、昔から宗教の世界では利用されている技術です。

特に、様々な宗教の行事に「断食」という儀式があるのは、この生物学的な反応を利用して、幸福感を感じさせ、一時に飢餓による苦しみを忘れる事に、楽しみを覚えるからかもしれません。そして、どの宗教の指導者たちも、自分たちの信じる事が1番だと唱えます。

ただ、脳も、γーhydroxybutyrateを、ずーっと、長く、ブドウ糖の代用物質としては、利用してはいけないのでしょう。

途中で本物のブドウ糖がほしくなり、結局は、半年程度で我慢の限界がきて、リバウンドに走る、ということなら、納得できます。

だから糖質制限は、脂質制限より、減量しやすいが、すぐリバウンドしやすいのです。

サイエンスとして正確に説明すると

「糖質制限をすると、脂肪が分解して、γーhydroxybutyrateが血液中に増え、脳細胞へと到達し、それが、幸福感をもたらしている間は、ダイエットが続く。

しかし、γーhydroxybutyrateが、脂肪細胞から出尽くすか、あるいは、脳細胞自身が、γーhydroxybutyrateを、ブドウ糖の代用品として認めなくなったときに、無性に、空腹感が増す。

そして、リバウンドしてしまう」

と考えれば、つじつまがあいます。